2008年03月25日

いいサービス・・・・(僕の場合)

僕が考える「いいサービス」

基本は、受け手の方の事をどれだけ考える事が出来るか・・・って事だと思います。



ずいぶん前・・・高校生の時、サッカー部の友人に僕が何気なく聞いた事・・・・

「サッカーのウマイ、ヘタ・・・どこでわかる?試合中・・・」

友人は

「ゲームの中で一瞬。ワンプレー。・・・ウマイヤツはいいシュート、いいパスを出す・・・・ヘタなヤツは、その一瞬にミスをする」

20年以上経ってから思い出した言葉。



「いいサービス」がしたい、と思った。

だから一瞬を見逃したくない。

その一瞬で判断されるのだ・・・・。

レストランサービスとはシビアな世界だと思う。。


今、当店がその粋まで達しているか・・・まだまだ×∞です。

だから努力の甲斐があるってモンでしょう。。





数ヶ月前・・・・・

あるお客様が東京の某有名フレンチに食事に行かれての感想で・・

「やっぱり、よかったよ〜!!ナニが良かったって!?サービス!サービス!」

どんな風に???

帰る時、クロークに預けてあったコートを受け取り・・・着ようとした、手にはバック・・・・。

その時に、自然と・・・・

「お持ちしましょうか?」とサービスマンが手を差し出した。

バックを持ってくれて、コートを着たそうだ。

その方の感想。

「料理も美味しかった・・・でも最後の!!ほんの少しの心遣いが!すごい。」


これがすべて・・・なんだと感じます。






実際、いいサービスとは?と若きスタッフ達、面接時に問う。

人それぞれ、考え方も色々。(当たり前)

では、彼等、彼女達・・・自らが言う「いいサービス」

自分達で実行出来ているのか。。。

理想だけで言ってはいけない。

「こう聞かれたら、こう答えればいいだろう」理想論を言っておこう・・・と。



20代の頃、神戸のホテルに勤務してレストランに配属。

その頃から「サーヴィス」に興味を持った。。

東京のホテルで上司に「いいサービスってなんやと思う?」と聞かれた時に

初めて深く考えるようになった・・・。

「押し付けのサービス」は良くない・・・自然に出るサービス

笑顔、立ち姿、身だしなみ・・に始まり、声のトーンに至るまで・・・・etc

基本的な事から・・・追求すれば限りなく・・・・・・・・・・


今でも出来る事ならドップリとサービスを追求してみたい・・・と思う時がある。






東京の上司に言われた言葉

「サービス・・・・優しくしてあげる事やろ・・・・ちゃうかな?」



あれから10年以上。





それ以来、僕の基本は「サービスとは優しくしてあげる事」





すなわち、優しい人間でなくてはならない。

「優しい(やさしい)」と言うのは「怒らない」とは違うと思っている。

オーナーシェフである以上、ニコニコばかりはしていられない。

誰が何をしようが・・・僕の店で起こった事は僕が責任を取る覚悟があるからだ。

駄目な事は「ダメ」である。


先日、「ほめて育てる」と言う事を勉強している・・・・・・・・・・・・とブログで書いた。

料理とは・・・本人が本気で「美味しい料理が作りたい!!」と思っていない限り、教える事は出来ない。

つまり、「何年かこの業界にいれば、作れるようになるだろう」と思っていれば、表面は解っていても「料理の本質」みたいなモノは理解出来ないんじゃないだろうか・・・。

エラそうな事を言ってはいるが、僕がすべて理解できている・・・とは思っていない。

だだ、東京の友人のブログに共感した部分があり、いい意味での「上下関係」「師弟関係」「職人気質」があってもいいのではないか・・・・と感じた。



色々な考えの方がおられるでしょうが・・・。



「いい意味での」


と言う事です。ご理解下さい。




少々話しが脱線したが、ここで僕が言いたいのは

「裏方である料理人がお客様に出来る最高のサービスは、自らが思う美味しい料理を全神経を集中させて作る事」

では、その為に何をするべきか・・・って事です




能書きを書いてしまいましたが・・・感じたままを。

まだまだ未熟な「お店」ではありますが、「心」だけはしっかりと持っていたいと思います。

Posted by cpiblog01362 at 17:08 │Comments(0)TrackBack(0)

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